29(土)、30(日)と、東京タワーにて、三陸鉄道カウントダウン記念イベントが開催され、あらまぎハートのメンバーも少しだけお手伝いに行ってきました。
釜石の物産では、生ワカメのしゃぶしゃぶのおふるまい、缶詰、鮭フレークなどを販売。また、三鉄グッズや、岩手県大船渡、宮古、久慈の物産も同時開催されていました。
かまリン、うにっち、さんてつくん、ゆるキャラいっぱいで観光客も子どもたちも喜んでいました〜!
復興釜石新聞に、先日の第3回釜石応援サミットについての記事が掲載されました。
第3回釜石応援サミット無事に終了致しました。
今年から講演、和やかな交流会という二部構成になりましたが、いらっしゃっていただいたおひとりおひとりが参加出来た催しになったのではないかと思います。
参加者の皆さん、講演者の皆さん、ありがとうございました。
ひとまずは終了のご報告とお礼でした。
母からの数少ない教えのひとつです。
プレゼントをもらう時は、ものだけでなく、
選んでいる時間と気持ちももらっているのだから、
なんでも感謝しなさい。
逆に、選ぶ時は、相手は楽しみに待っているのだから、
真剣に選びなさい。
というような内容です。
1週間程前に、鹿児島県スプレーギク研究会から被災地へ
慰霊用のスプレーギク1万8千本が贈られた、というニュースを見ました。
これは、震災後毎年3月11日に間に合うように贈られているそうです。
主催の方は、
「生産者からこれだけ多くの花が集まった。
この思いを被災地に届け、少しでも力になりたい」と仰られていました。
そういった『思い』が、3年経ったいまでも、
被災地から遠く離れた鹿児島にあるというだけで、
とてもありがたく、とても『心強く』思います。
風化は仕方のない事と覚悟していた事もあり、尚更その気持ちは強くなります。
今回、釜石応援サミットを企画するにあたり、
そろそろ釜石への『思い』だけでなく、
何か『具体的に』役に立たなければならないのではないか、と考えました。
色々と真剣に紆余曲折話し合った結果、
過去2回のような『ホール』で音楽やエール中心ではなく、
敢えて『会議室』のような場所で行うことに決めました。
釜石はいまどうなっていて
これからどうなろうとしているのかをみんなで知った上で、
釜石の為に具体的に役に立ちたい、
具体的に何ができるのかをみんなで考えたい、
考えるきっかけにしたいと考えたからです。
ただ、それは、決して『思い』が役に立たないという事ではありません。
具体的な答えが見つかれば最高ですが、
やはり、釜石の為に行動する人がまだまだたくさんいるという事、
「釜石応援団」は世界中にたくさんいるという事を
釜石にいる方々に知ってもらう事に大きな意味があるはずです。
釜石の現在を知り、もっと考える事。
釜石の為に考える人がたくさんいる事実を知ってもらう事。
これが、第三回釜石応援サミットの意味です。
今回は、音楽もエールもありません。
それでも『思い』は届くはずです。
私は、鹿児島から贈られた『花』そのもの以上に、
鹿児島から震災の日に花を届けて頂ける『思い』が『心強い』と感じました。
やはり、『思い』を届ける事はまだまだ重要です。
きっと、東京で行われる釜石応援サミットが、
現在釜石に住んでいるひとたちにとって『心強い』ものになると信じています。
『心強さ』を与える事が、『応援』の原点です。
釜石を離れた『釜石人』のみなさんがサミットに参加して頂くだけで
かまいしに住む方々にとって『心強い』はずです。
本日の『第三回釜石応援サミット』
たくさんの方々に参加いただければ幸いです。
被災地は復興に向けてまだまだ多くの難しい問題を抱えています。
三陸鉄道の開通やSLの運行開始など、
少しずつ明るいニュースも出てきてはいますが、
まだまだ復興に向かう列車は思うように進んではいないようです。
被災地を思ってくださる方々もたくさんいらっしゃいますが、
まずは『釜石人』が一丸となって、
復興、栄光に向かう列車を走らせなければならないと思います。
釜石応援団 代表
松田 哲大
東日本大震災から3年が経とうとしています。世間ではすでに「風化」が叫ばれておりますが、月日とはそういうもので、風化は当然のこととして受けとめ(釜石にゆかりある私達はもちろん忘れませんが)、それを前提に物事を考えて行かなければいけないと思っています。
サミットは、釜石ゆかりの方々にお集りいただき、一緒に想い、考える場にしたいと思います。過去2回は大きなホールでの開催でしたが、今回はフラットな会場で、登壇者や私達応援団のメンバーと来場者の皆さんとが近い距離で交流が出来るように開催したいと思っております。
釜石を想う人ばかりが集まる場所です。懐かしい顔、意外なご縁を探しにぜひお気軽にお越し下さい。皆様のご来場をお待ちしております。
※予約制ではありませんが、おおよその来場者数把握のため、ご予定がお決まりの方はこのイベントに参加する形でご意向をお教えいただけますと幸いです。
Facebookイベントページは
コチラ
Facebookに登録されていない方は、info@kamaishi-ouendan.comへお名前と参加意向の表記の上、メール願います。
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◆会場:板橋 グリーンカレッジホール 教室1
(都営三田線 志村三丁目駅より徒歩5分)
◆日時:3月9日(日) 12時半開場 13時スタート16時まで
◆参加費:1,000円(運営費及び東日本大震災追悼式への献花代として)
□第一部
・釜石応援団活動報告:「韋駄天競走」のねらい、経緯、結果報告
・講演:市役所より、釜石の現状、復興進捗、近未来の町づくり
「東部地区フロントプロジェクトについて」
復興推進本部リーディング事業推進室長 平松福壽様
・トークセッション:釜石での支援活動を経験し、何を感じ、今にどう活かしているか
・戸塚絵梨子様(三陸ひとつなぎ自然学校)
・橋本かな子様(三陸ひとつなぎ自然学校)
・聞き手 - 下村達志(釜石応援団)
・釜石はまゆり会のご紹介:事務局-藤原孝次様
□第二部
釜石のお菓子をつまみながらの交流会
□その他
釜石での東日本大震災追悼式にお届けする芳名帳への記名
募金活動 ほか