震災から一年後の2012年に、雪の降る新橋で第一回目を開催した釜石応援サミット。今思えば会場の大きさも内容も、「想い」だけが先走ってるのを表しているようです。
そして2016年2月27日、第5回目の釜石応援サミットを開催いたしました。
ご来場いただいた皆さん、ご登壇いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
釜石より、菊地写真館の菊地信平さんにお越しいただき、ミニ写真展とスライドショーを見ながらのトーク。
釜石まちづくり会社の下村達志より、まちづくりの今とこれからと題して釜石のまちづくりの進捗と可能性について。
釜石で様々な企画を進める女子高生のプロジェクトのひとつ「マグネットぬりえプロジェクト」のワークショップ。
タイプカプセルに入れるメッセージカードの記入、釜石PITとの中継……
5年の節目は写真での振り返りをメインにシンプルに…と思っていたのですが、なんだかんだで盛りだくさんになってしまいました。
過去5回、毎年、誰に向けてどのような内容を届ければよいのか、届けるにはどういう企画がよいのか、迷いに迷いながら実施してきました。でも、復興のステージが進めば、支援に求められる役割も変わります。答えはなかなか見つかりません。
懐かしい顔が集まり、釜石に思いを馳せ、犠牲者の方々の追悼をする。この一点だけでも意義があるのではと思い続けてきました。
時間がたち、私たちにできることはおのずと出来る限られてきます。
迷いながらもブレずに、この先も続けていきたいものです。
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